右側の表(スマホでは下表)は当院に来院されたワンちゃんの血清をワクチンメーカーにて検査された中和抗体価、凝集抗体価を示しています。

 屋内あるいは屋外飼育(空欄は不明)された 
年齢0~14歳(採血時期、性別もいろいろ)のワンちゃん69匹のそれぞれの抗体価です。

 CD Ad-1 Ad-2 CPI CPV CCV L.c L.i L.hは表下段に示されたとおり ジステンパーV アデノウイルス1型 アデノウイルス2型 パラインフルエンザV パルボV コロナV レプトスピラ(イクテロヘモラギー カニコーラ ヘブドマディス)です。

 ジステンパー パルボ アデノウイルス 狂犬病予防接種などはコアワクチンと呼ばれるもので 致死性のとても強いウイルスから動物をまもるワクチンです。

また レプトスピラ パラインフルエンザ コロナウイルスワクチンなどは ノンコアワクチンと呼ばれ地理的要因、地域環境、生活環境などで感染のリスクが生じるものです。

 感染を防御軽減するための最小有効抗体価(この数値以上ならまず病気は重篤化しません。)の目安は下記のとおりです。

   CD : 22.8

     CPV : 200

     Ad-2 : 20

     CPI : 8

     CCV : 8

     レプトスピラ : 10

 犬種、年齢、飼育環境など見てもさまざまです。

パルボVは意外と免疫できていますが ジステンパーVは低めな数値がみられています。

また感染を予想される数値も意外と多いように思えます。

 レプトスピラについても2割ぐらいが ワクチネーションではえられない(感染?)数値が見られています。

PDFファイルは2017年3月23日に抗体価を検査したものです。数年前にレプトスピラに感染し 肝機能不全で黄疸を示し 2週間ほど入院治療したトイプードルちゃんです。月に1~2回のシャンプー、フィラリア、ノミダニの予防もかかさず、ワクチン接種も現在まで毎年接種しておられました。

山歩き、ドッグランも行かず、お家、公園の散歩ぐらいの生活です。