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›活性酸素作用について
活性酸素の種類は電子配置の違いにより
1.ハイドロキシラジカル
2.一重項酸素
3.スパーオキシドラジカル
4.過酸化水素
の4種類に分けられます。
活性酸素は左図のように体の中でDNAの損傷・誤複製、酵素の失活、脂質の酸化、タンパク質の変性などをおこし 細胞を老化させ ガンをひきおこしたり 白内障や糖尿病、自己免疫疾患をおこしたり アトピー性皮膚炎を悪化させたりします。
さらに白血球の中のニュートロフィルやマクロファージは細菌や異物を細胞内へ取り込んで活性酸素を利用して破壊します。
また肝臓ではいろいろな酸化、還元がおこなわれ活性酸素が常時つくられ 消費されます。有害物質や薬物が取り込まれた際も酵素によって解毒されますが このときも活性酸素が使われます。肝臓では余分な活性酸素により脂肪肝、肝硬変、肝臓ガンにもなることがあります。
抗ガン剤の多くは活性酸素を発生させてガン細胞を破壊します。当然正常な細胞にも抗ガン剤は影響します。
放射線治療もガン細胞に対して活性酸素を発生させて威力を発揮します。
活性酸素を発生させる物質は身近なところでは
1紫外線
2食品添加物
3化学薬品
4農薬
5ストレス
6大気汚染
7放射線
8電磁波
9喫煙など(動物が喫煙することはありませんがタバコを食べた動物がいました。 また人の喫煙により動物が吸う場合もあります)があげられます。
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